ワインの種類(色と製造方法)



ワインの種類は分類の方法によりいくつかあります。主な分類法には、色で分類・製造方法で分類・産地で分類・ビンテージ(ブドウの収穫された年)で分類・使用する用途で分類など多種に及びます。

●色による分類

・赤ワイン:黒ブドウや紫、赤などの色のついたブドウを使用して、果皮・種子・果汁を一緒に発酵します。ほとんどの場合辛口で、深いコクのあるタイプから軽いタイプまで、味わいはさまざまです。

・白ワイン:白ブドウが主な原料ですが、果肉の白い黒ブドウからも造られます。果皮と種子を取り除いた果汁のみを発酵します。辛口から甘口まであります。

・ロゼワイン:色はピンク。黒ブドウなどを使い、ブドウの果汁・皮・種を一緒に発酵します。発酵液が薄い赤色になったら皮や種を取り除き、さらに発酵させます。また、黒ブドウと白ブドウを混ぜて発酵する方法もあります。味は甘口から辛口まであり、例外的にフランスのシャンパーニュでは、赤ワインと白ワインをブレンドしてロゼワインとすることが認められています。

●ワインの製造方法による分類

・スティル・ワイン(無発砲性)

ワインと呼んでいるものの多くがこのスティル・ワインです。ブドウを発酵させ、炭酸ガスを残さない無発泡性で泡立たないワインのことです。食事のときに飲む一般的なワインで、テーブル(食卓)ワインとも言います。アルコール度数は15度未満で、赤・白・ロゼがあり、辛口から甘口までいろいろな種類があります。

・スパークリング・ワイン(発砲性)

炭酸ガスが含まれている泡立つワインです。「シャンパン」は、スパークリング・ワインの代表的なものです。ほかにドイツのゼクト、イタリアのスプマンテ、スペインのカバなどが知られています。どんな料理にもよく合うのも特長です。

・フォーティファイド・ワイン(酒精強化)

スティル・ワインの発酵途中または発酵後にブランデーなどの強い酒を加え、アルコール度数を15〜20度に高めたワインで甘みがあります。ポートワイン・シェリー・マディラなどがあります。

・フレーバード・ワイン(混成ワイン)

スティル・ワインに果汁、香草、薬草、香辛料、蜂蜜などを加えたワインです。ヴェルモット、サングリア、アペリティフワインなどがあります。

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